2012年2月20日月曜日

"携帯電話をパージする方法"

スペースチャンネル5 - Wikipedia

スペースチャンネル5』(スペースチャンネル ファイブ、英題:SPACE CHANNEL 5)は、ドリームキャストおよびプレイステーション2で発売された音楽ゲーム、及びそのシリーズである。タイトルの「スペースチャンネル5」は架空の宇宙テレビ局名であり、スペースチャンネルの5作目、という意味ではない。

テレビゲームとしてリリースされたラインナップは以下の通り。

  • スペースチャンネル5
  • スペースチャンネル5 パート2

モロ星人やプリン、オドリダンら対戦相手(COM)の演奏や動きをプレイヤーが耳コピあるいは視覚的に記憶し、それをリプレイ(再現)することで敵を倒していくゲーム。相手の動きにあわせてタイミング良く操作すると、主人公の「うらら」が踊ったり、撃ったり、楽器を弾いたりする。
1970年代ディスコ調(テーマ曲は『メキシカンフライヤー』)のノリの良い音楽をベースに優れた音楽的演出を施した。全編3DCGで、シンプルなゲーム内容がDCやPS2本体のグラフィック処理によって鮮やかに彩られている。

音ゲーに該当するが、シューティングゲームとアクションゲームの要素を絡めつつ、ミュージカル仕立てで単純明快なストーリーが展開する新感覚の作品であった。なお、ストーリー構成としては本作にも出演しているマイケル・ジャクソン主演の「キャプテンEO」と部分的に似通った所がある(近未来の宇宙を舞台に、落ちこぼれ集団が音楽とダンスで悪のボスを倒すミュージカル仕立てとなっている点)。

オリジナル(DC版パート1)では、広告素材として複数の法人とのタイアップや、2000年7月よりTSUTAYA一部店舗でのゲームソフトレンタルのサンプルタイトルへの選出、2001年発売のJ-SH07で日本初の3DポリゴンキャラクターJavaアプリとしてプリインストールされるなど、限定的ではあるが様々なキャラクター展開を行っていた。

PS2版は先に『パート2』が発売され、後に1作目が発売されるという変則的な発売順となった。これは、パート2の発表時点でセガのドリームキャスト事業の撤退(2001年1月発表)により終息に向かっており、PS2版の発売を前提としてDC版とのマルチプラットフォームで制作されていた関係がある。なお、セガ発売のPS2ソフトとしては、Rez・バーチャファイター4に次ぐ3番目のタイトルとなった。パート2のDC版はセガ運営のドリームキャストダイレクトによる専売・直販商品として扱われ、小売店での市販はされなかった。

PS2版のパート1(DC版からの移植)発売が正式アナウンスされたのは2002年10月であり、移植版の発売決定・制作までに時間を要したものとされている。

[編集] スペースチャンネル5

「アップ(up)」「ダウン(down)」「ライト(right)」「レフト(left)」の4方向と、A(PSは○)ボタンの「攻撃ビーム」、Bボタン(PSは×)の「救出ビーム」を意味する「チュー」の声に合わせてキー入力を行う。『テレビ番組』という体裁で上手くリズムに乗るとシチョーリツ(視聴率)が上がっていく。逆にミスが多いとシチョーリツが下がっていき、番組打ち切り(ゲームオーバー)となる。

発売前の1999年10月のシルバーウィークと発売日には、開発元であるAM9研(後のユナイテッド・ゲーム・アーティスツ)のオフィスが近くにある渋谷駅ハチ公前広場周辺でキャラバンなどを出した大々的な試遊イベントが行われ、大型スクリーンを使った試遊などが行われた。また、1999年10月時点の公式ホームページでは謎のキャラクター(後のモロ星人)の体重が週替わりで増減するという記述がされるなど、「エアロビクスと関係のあるゲーム(ダンスダンスレボリューション系統)」などと誤解される個人サイトも散見した。

キャッチコピーは『音楽とダンス、そしてゲームを愛する全ての人へ』。

2003年にDC版をベースに移植したゲームボーイアドバンス版が、アメリカのTHQ社によって海外市場限定で発売された。但し、DCと比べてGBAのアドバンテージが低いため、グラフィックやサウンドは擬似的なものとなっている。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] あらすじ

時は25世紀、宇宙から突如「モロ星人」が侵略してくる。モロ星人は、浴びると体が勝手に踊り出してしまう謎の光線を発射し、地球人をパニックに陥れる。この一大事をキャッチしたのが、宇宙放送局「スペースチャンネル5」。視聴率の低迷と人材不足に悩んでいたチャンネル5は、視聴率を挽回すべく新人リポーター「うらら」を起用し、モロ星人が出現した現場へ突撃レポートを開始する。

第一の現場であるスペースポートでのレポートの最中に、不思議な現象が起こる。「アップ、ダウン…」というモロ星人のステップに対し、うららがステップを返すとモロ星人は倒されてしまう。次々とステップを返すことで踊らされていた人々は解放され、それにつれ視聴率も急上昇。ディレクターは即座にうららの続投を指示する。

こうしてモロ星人を倒し人類を救う役目は、新人リポーターうららに託されたのだった。


、携帯電話を呼び出すことはありません

[編集] 主要キャラクター

括弧内は声優。

うらら
特殊報道チームに所属する、入社2年目の新人リポーター。とぼけた性格だが芯は強く、ギンガ一のレポーターになることを夢見ている。
うららの声優は「うらら本人」であるという設定。スタッフロール内でもうららの声は"herself"(=彼女自身)となっている。実際に誰であるかは明らかにされていない。
ヒューズ(湯田高志)
特殊報道チームのディレクター。宇宙放送艇「アストロビート号」の中から様々な指示を出す。声は聞けるが姿は最後まで見せない。声優の湯田は本作のディレクターでもある。
プリン(飯田佳愛)
元アイドルで、現在スペースチャンネル42の看板リポーター。突然注目を集めたうららに嫉妬し、あちこちで張り合おうとする。最終的には、ジャガーと共に打倒ブランクに協力する。
ジャガー(速水奨)
宇宙海賊放送局のリポーター。誰よりも早く真実を伝えるべく、ギンガのあらゆる所に現れては、ゲリラ的に放送を行う。かつてスペースチャンネル5でレポーターとして働いていたらしいが…。
モロ星人
突如現れた宇宙人。あちこちに現れては人々を踊らせ、地球征服をたくらむ。高度な知識と子供っぽいやんちゃな性格を併せ持つ。「モロ」とは、この宇宙人をデザインした人物の苗字が「茂呂」だったことに由来する。6色の一般モロ星人、黒いリーダーモロ星人、紫色のボスモロ星人がいる。ブランク戦では、バックダンサーとして、協力してくれる。
スペースマイケル(マイケル・ジャクソン)
500年の時を越えて活躍するスーパースター。後述のとおり声優はマイケル・ジャクソン本人で、ゲーム2周目の登場時字幕には"(本人)"と表示される。
ブランク(内海賢二)
スペースチャンネル5の局長。「視聴率こそ人生そのもの」と語り、うららを道具としてしか使わない等、視聴率のためならば手段を選ばない。ラストバトルに敗れた後は、ブランクTVごと宇宙の果てに飛ばされた。

[編集] 登場するテレビ局

スペースチャンネル5
うららが所属する宇宙衛星放送局。長年視聴率が低迷しており、局長であるブランクはモロ星人を洗脳放送(→電波系)で操り、今回の事件を画策。
結果として、チャンネル5の自作自演(ブランク個人が計画したため他のスタッフはその計画を知らない)だった訳だが、うらら達の活躍によって阻止される。それにより、ブランク自身はラストバトル後に宇宙の果てに飛ばされ、次回作には登場しない。
スペースチャンネル42
プリンが所属する放送局。「リポート見るなら42ちゃ~ん!」が合言葉。現在スタッフの大半がプリンとその親衛隊によって構成されている。アイドルからリポーターへと転身したプリンは今でも絶大な人気を誇るためなのか、本編中では触れていないが視聴者の大半はプリンのファンである可能性が高い。
宇宙海賊放送局
ジャガーが所属する放送局。真実を求める為には多少の妨害も構わず行う所が宇宙海賊らしい。現在はジャガーが実質的なリーダーのような存在で、本編中では触れていないが、こちらはジャガーのファンが主な視聴者だと思われる。
その他の放送局
88チャンネルと、1チャンネルの2局が確認されているが、何れも本編中では脇役での登場なのでリポーター以外の情報は不明。

[編集] ボスキャラクター

ココ★タピオカ
モロ星人が用意した巨大な侵略メカ。口から強力な踊らせビームと小型の「イエローサブモロン」を吐き出して攻撃する。
モロリ~ナ
スペース小学生を誘拐した"えっちな"舞踏メカ。タコのような触手と舌で、チキュージンを捕らえる。
モロリン!モンロー!
基地中心部に用意した双子の舞踏メカ。身体を伸ばしたり、分離して踊らせ映像を放ったりと多彩な攻撃をしてくる。どういう訳か顔の一つ目から発せられる光で、現在の状態が分かる(青→黄色→赤と変化。右に行くほど危機状態)。
イビラ
うららの動きを分析し、うららと対抗できるように製造されたパーフェクトリポーターの舞踏メカ。警備ロボを従える。ドリームキャスト版とプレイステーション版で、ダンスパートの音声が違う。ダメージが蓄積するとショートするのか、体中に電流が流れる。
巨大なジャイアントイビラも製造されており、こちらは音声と逆方向に入力しないとダメージを与えられない。胸のランプから現在の状態を表す光を出す。
『パート2』ではバックダンサーとして味方になっている。
ブランクTV
洗脳放送マシン。ジャイアントイビラ頭部に隠されていた。特殊な時空を発生させ、テレビの中に入り込ませたり、自身が人型になってダンスをする事もできる。

[編集] どのようにグリッドディップメーターのしくみ90">ステージ構成

Report 1 うらら登場!の巻
スペースポートに突然現れたモロ星人から、踊らされたチキュージンを助けつつ、撃退する。
途中プリンと親衛隊が乱入、ダンス勝負を仕掛ける。ロケット発射台で、踊らせ侵略メカ「ココ★タピオカ」と、「イエローサブモロン」と対決する。
Report 2 豪華客船でのSOS!の巻
宇宙豪華客船に現れたモロ星人は、乗客やクルーたちを次々と踊らせて行く。
うららは彼らを救出していくが、ジャガーと宇宙海賊が乱入。ダンス勝負を挑まれる。パノラマ展望室にて、モロ星人に捕らえられたスペース小学生を救出する為、えっちな舞踏メカ「モロリ~ナ」と対決する。
Report 3 スクープを捕らえろ!の巻
アステロイドに設置されたモロ星人の基地を発見する情報を手に入れたチャンネル5は、いち早く報道するためにモロ星人と他局との三つ巴戦に挑む。入り口にてジャガーと宇宙海賊が妨害している隙にプリンが潜入するが、モロ星人に捕らえられ踊らされる。中心部にて、テレビから現れた最強の舞踏メカ「モロリン!モンロー!」と対決する。苦戦するが、ジャガーに助けられ協力して倒すが、モロ星人も操られていた事が判明する。
Report 4 銀河の悪を暴け!の巻
洗脳放送の発生源はスペースチャンネル5だった。どういった展開で犯人を特定したのかは不明だが、とにかく局長に操られたモロ星人を開放し、ジャガー、プリンと共に銀河を救うため戦いを挑む。スペースマイケルが登場。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スペースチャンネル5 パート2

基本的な操作に変更はないが、「攻撃ビーム」は「チュー」、「救出ビーム」は「ヘイ」と別の掛け声が付けられ、2種類のビームを別々のボタンで操作することがわかりやすくなった。また「楽器バトル」の概念が加わった。これは楽器の演奏を方向キーで、「チュー」「ヘイ」の掛け声をボタンで操作するものである。さらに、バトル中に歌が入り(これに関しては何も操作しなくてよい)、ミュージカル要素が濃くなっている。

なお発売時にはドリームキャストの生産が終了していたため、本作のドリームキャスト版はセガの通販のみでの販売となったが、通販専売であることを利用し、本ソフトと特製の「銀河一ポーチ」、及び「スペースシルバーヘッドフォン」(オーディオテクニカ製)を同梱した『スペシャルパッケージ』が限定発売された。

2010年10月21日、「ドリームキャスト復刻プロジェクト」第二弾として、HD出力に対応したプレイステーション3(PlayStation Network)用とXbox 360(Xbox Live Arcade)用がそれぞれダウンロード専売タイトルとして2011年春に再発売することが発表された[1]。実際には予定時期を過ぎてもアナウンスが無かったが、後に2011年10月5日に配信が開始された。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] あらすじ

前作から2年後。モロ星人騒動を解決した「うらら」だったが、レポーターとして未熟なことは変わりなく、相変わらずディレクターの「ヒューズ」に怒鳴られる毎日を送っていた。しかし「踊り団」と名乗る謎のロボット集団が現れ、人々を踊らせて何処かへ連れ去ってしまう事件が各地で発生したという一報が入る。うららのリポートが再び始まるのであった。

[編集] 主なキャラクター

括弧内は声優。前作にも登場したキャラクターは、出演者に変更が無いので割愛。


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うらら
スペースチャンネル5のリポーター。モロ星人問題を解決して脚光を浴びるが、未熟なレポーターであることは変わらない。
ヒューズ
番組ディレクター。前回同様中継機から様々な指示を出す。一旦は消息不明になるが、実は無事であった。
ノイズくん(岡崎健)
15歳ながらチャンネル5の開発技術部長を務める天才少年。小型放送艇「アストロビートJr.」を操縦してうららと共に突撃レポートを行うこともある。声優の岡崎は本作のストーリーボードを担当するスタッフ。
プリン
元アイドルであり、チャンネル42のリポーター。前作の一件以来うららにジェラシーを感じ、今回はギター勝負を仕掛けてくる。
ジャガー
宇宙海賊放送局のリポーター。踊り団への潜入調査を試みたが、行方不明に。ノイズくん曰くかつて、とある事件に巻き込まれたうららを助け、いつしか伝説のリポーターとしてチャンネル5では語り継がれているらしい。
パイン(榊原良子)
東ギンガ地区担当のスペースポリス。宇宙のルールを守ることに使命感を抱き、うららにドラム勝負を挑む。部下にセクシー1号・2号がいる。
シャドー(速水奨)
踊り団の一員。ロボを率いて人々を踊らせる謎の男。ダンスパートの大半は彼が取り仕切る。
パージ(石田彰)
踊り団のボス。「ギンガ中の人を踊らせて幸せにする」という妄想の下、踊り団のロボットを開発した天才少年。敗北後、ロゴごと飛ばされた。
ピース(大平透)
ギンガを統べるスペース大統領。彼の歌声からは「歌謡エネルギー」が発せられ、聴く人のすさんだ心を潤してくれる。
スペースマイケル
前任者の不祥事により、チャンネル5の局長に就任した。うらら達社員を優しく見守る。ムーンウォークを踊る事がある。
モロ星人
母星に帰れなくなってしまったため、「チャンモロ5」というチャンネル5のお下がりの放送機材を使って放送を行っているが、実際は機材で遊んでいるだけ。

[編集] ボスキャラクター

侵略歌謡メカ01号 「キン・コン・カン」
3人組のロボット。パージが自己紹介と共にけしかけた。左がレフト、右がライト、真ん中が、アップ・ダウンを担当し、チュー・ヘイは全員でそろえる。また、体内に内蔵されているコアから攻撃する。
侵略歌謡メカ02号 「ポン・ピリリ」
宇宙公園にてピースを誘拐。普段は怪植物に隠れてつぼみや花弁を飛ばしたり、蔓で攻撃する。本体のみになるとワルツで戦う。
団長サポートメカ「ピースイレ」「パージノリ」・合体歌謡メカ「キング・パージ」
ピースの歌謡エネルギーを出力とする歌謡メカ。後者はパージが乗る頭部と合体したときの状態。
ロボ楽団「ザ・シャドーズ」
シャドーとお供のロボット4人組。シャドーはキーボード、ロボットはギター、ボーカル、ドラム、ダンス(?)をそれぞれ担当する。
究極スーツ「グレート・パージ」
パージのスタジオにいた86429人の踊りエネルギーとピースの歌謡エネルギーによって作られた、電波状のロボット。スーパー踊り時空を発生させ、特殊なエネルギーを放つ。

[編集] 90_2">ステージ構成

REPORT 1 うらら再び!
スペースポイント44-7Gを飛行していたスペースシンフォニー号が謎のダンシング集団『踊り団』に占拠されてしまう。前作で銀河を救ったうららはそのダンスを武器に乗客たちを救出していく。展望ブリッジにて、団長のパージが用意した歌謡メカ『キン・コン・カン』と対決。
REPORT 2 緑の恐怖
宇宙公園を訪問したスペース大統領のピースが踊り団に誘拐されてしまう。チャンネル5は番組を中断してうららに救出任務を与える。途中、プリンが勝負を仕掛け、ギターで対決。温室にて、ピースを発見するも、『ポン・ピリリ』が立ちふさがる。
REPORT 3 登場!セクシーポリス!
パージはスペース大統領解放の身代金66兆スペースドルを要求。各局のリポーターたちは我先へと現場のポイントXXへ向かうが、宇宙警察に邪魔されてしまい、対決する事に。
REPORT 4 チャンネル5最後の日!?
身代金は、リポーターたちを遠くへ放す罠だった。彼らが留守の間に放送局は次々と占拠されていく。うららはスペースレスキュー隊と共に、局内の安全を確保していく中、マイケル局長を発見救出するも、パージが自ら相手に。パージの強力な攻撃に、ヒューズは踊りエネルギー砲を撃つ作戦に出るが…。
REPORT 5 スペース★スパイ大作戦
うらら達はパインの助力によりパージの本拠地の侵入に成功する。パージが仕掛けた罠を突破するも、シャドーがロボット達のバンドを率いて立ちふさがる。うらら達も即席でバンドを作り、シャドーに対抗する。シャドーを追い詰めるが、シャドーの正体は意外な人物だった。
REPORT 6 パージTVショー
パージは人々の踊りエネルギーを電波に変え、自分で制作した番組でギンガ中の人々を躍らせようとする。うらら達リポーターは、パージの計画を阻止せんが為、パージと最終決戦に挑む。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] マイケル・ジャクソンの出演

1999年、1作目のエグゼクティブプロデューサーだった内海州史がアメリカに出張した際、マイケルと会う機会があった。その際内海が製作中のゲーム数本を見せたところ、マイケルは「スペースチャンネル5」に興味を示し、「是非自分も出演したい」と志願した[2]。この時点で完成数週間前という状況だったために、1作目では終盤の1シーンのみの出演に終わった。ゲーム中のマイケルの音声およびアクションは、以前SEGAでマイケルが主役のゲーム『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』が作られた際に当人から採取されたデータが流用されている。一部分の台詞のみ新たに録音された。

『パート2』ではうららと共にムーンウォークを披露するなど準主役級の扱いを受け、台詞の殆どは新たに録音されている。

[編集] 声優オーディションの実施

主人公のうらら役の声優を決める目的で、毎日放送(TBS系列)のオーディションバラエティ番組『チャンスの殿堂!』の企画として一般公募のオーディションが実施された。応募人数は613人。会場はセガの本社で、審査員としてプロデューサーの水口哲也とディレクターの湯田高志と当時セガの常務だった湯川元専務も参加した。また、演技審査の際の相手役として鈴置洋孝が登場、ゲーム中のモーションを担当したNAHOがゲストとして登場するなど、毎日放送もセガも力を入れていた。オーディションの様子は放送され、最終審査に残った10人は番組内で紹介された。

このオーディションでは飯田佳愛がうらら役として選ばれたが、その後、うらら役は変更となり飯田佳愛はプリン役として起用された。

この変更に関連して、プロデューサーの水口哲也がTOKYO FMのラジオ番組ナイトワープ EN>携帯電話

2001年7月に発売されたJフォン(現・ソフトバンクモバイル)J-SH07に、「うららのアクティブ待受(アプリによる動く待受画面)」・「アクティブ着信コール(現在の着ごえ)」・ミニゲームなどがプリインストールされた。その後もボーダフォンに社名変更するまでのJavaアプリ対応機種には「通話シチョーリツ」(J-5xはVer.2)がプリインストール、着信メロディーもメインテーマ(曲名:スペースチャンネル5、J-5xはMy Happiness)がプリセットされていた。

J-SH07は3Dポリゴン対応のJフォンJavaアプリ(現在のS!アプリ)が初めて搭載された機種であり、性能のアピールにうららが一役買った格好である。

主な搭載機種

[編集] うららのチャンネルJ

2001年7月からJ-フォンのJスカイ(現:Yahoo!ケータイ)専用に配信していた公式サイト。アプリや着信メロディ、待受画面がダウンロードできた。2005年に終了。


[編集] アプリ一覧

  • スペースチャンネル5(J-5x専用)
  • 飛行中毒(J-5x専用)
  • スペボー☆
  • オモシロイモロ
  • パズルだモロ!
  • タピオカ☆パニック
  • 吾作が掘るモン
  • ストロベリースイートホイップ

[編集] 関連項目

オリジナル(DC版パート1)発売時の広告タイアップ先

その他関連項目


  • サイモン (ゲーム) - コンピュータの指示に従って操作を行うという、同じようなルールを持つゲーム。
  • Rez - 本作プロデューサーの水口によってパート1とパート2の間に発売された音ゲー。
  • ソニックライダーズ - 隠しキャラとして、うららが登場している。
  • 迷宮組曲 - ゲーム内におけるミッションを成功させていくことによってBGMが豪華になっていくコンセプトを持つゲーム。
  • ファンタシースターユニバース - 「グラールチャンネル5」という報道番組が登場。イベントレポート番組として同ゲームで活躍中。
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所 - 「スペースダンシング刑事・桜野くらら」なる人物が登場。
  • 封神演義 (漫画) - 終盤における蘇妲己の衣装が、うららの格好そのままである。
  • スウィングガールズ - 主人公である鈴木友子の妹が居間でPS2版の「パート2」をプレイしているシーンがある。劇中では単に「プレステ」と言うのみでゲーム自体には言及されていない。また、本作のテーマ曲でもある『MEXICAN FLYER』が出演者によって演奏されている。
  • きみのためなら死ねる - 「ダンス」というステージ(ゲーム)で本作のダンスバトルのコンセプトが流用(オマージュ)されている。UGAを吸収したソニックチーム制作。
  • 初音ミク -Project DIVA- - モジュールの中にうららの衣装が登場している。また、「もし初音ミクが宇宙リポーターだったら」という設定で書き下ろされた『スペチャン39(ミク)』の衣装も登場している。

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